工事の流れ
猪野塗装店専属の足場屋さんが組みます。職人さんも日々、足場を扱っていますから、手馴れた作業であっという間に組み上げていきます。こちらはビケ足場(くさび堅結式足場)といって、塗替え作業などが安全にやり易いつくりになっています。
簡単に水洗いと言いましても屋根・壁には10年分のコケ、汚れが付着しています。
きちっり水洗いを行っていないと後々、剥離(塗装がめくれ上がる)などを引き起こすので、大変重要な下地作業です。
塗装工事では、どこに時間をかけるか?仕上げも大事ですが、この養生作業と言うのは塗装を行わない部分にビニールを張りペンキの付着を防ぎます。雑に行うとペンキが付着し、後からの掃除が大変です。ですから、養生に時間をかける職人こそ、腕の良い職人です。
コーキングには柔らかい物、硬い物、様々です。
外壁の種類や傷みによって、使い分けています。
最近の塗料は良い塗料が多いので、コーキングを行う際、成分をわかった上でコーキングを選ぶ事も行っています。
中には、塗装が載らないコーキングもあるので注意です。
塗り工事での最初の作業。外壁には色々な種類があります。
また、お家を7年で塗り替えるお客さま、13年で塗り替えるお客さまと様々です。傷みに応じて下地も変えています。
良くお客様は「屋根は見えないから、そこそこで良いよ」こんな事をおっしゃる方がいます(笑)
屋根は外壁と違い雨、風、熱を一番に受けるので一番大事な箇所です。やはり、外壁同様 下地作業にはたっぷり時間をかけます。
下地さえ綺麗に行えば 上塗りも綺麗に仕上がります。
もちろん、3回塗りが5回塗りになったからと言って、料金は高くなりません。
大事なのは、職人が納得できる作業を行う事です。
当社では刷毛、ローラーは職人が自腹で買っています。
自分の道具は大事に使わす意味でもあります。
支給するのは簡単ですが、道具を大事に使わない職人は現場で作業を行っても、良い仕事ができません。
隅々こそ腕の見せ所です。よくお客様は、
「そんな所まで塗ってくれるの?」「そんな所 誰も見えないから かまんよ」
こう言われますが、職人は笑って隅々まで塗ります。
綺麗に仕上ったお家を見られたお客様の笑顔を見て、私たちももっと笑顔になれます♪
良い仕事が出来るというのはありがたい事です。